NPO法人エシカルジャパン設立準備室のホームページです。これからの日本のビジョンや美しいふるさとを残していく為に食や仕事、エネルギー、学びについて考えます。
印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |



eha0110-044 - コピー.jpg

illust106-1.PNG中学・高校時代、に感じていたこと・・

漠然とした思い

中学・高校時代、教壇から次々と伝えられる知識の渦。
僕はその渦に飲み込まれ、溺れそうになりながら
「何かが違う!」そう心の中で叫んでいました。
その声はどこの誰にも届くことがありませんでした。

鎌田東二
『日本の神々』

(遠藤周作氏の『深い河』を引用しての序説より)

「神々とはあなたたちのように人間の外にあって、仰ぎみるものではないと思います。それは人間の中にあって、しかも人間を包み、樹を包み、草花をも包む、あの大きな命です」と。

もう、この国の学びの場からは、とうの昔に忘れ去られたあの「大きな命」に対する深い畏怖の気持ちがそこには記されていたのです。
私は、こうした「いのち」の感覚こそが、本当は一番大切なものではないかと今も感じています。

この国の神道は、そのように森羅万象に魂や神の宿りと力の働きを見ていました。学者の方からは「アニミズム」とか、「汎神論」などとも呼ばれているようです。

wa_079.jpg

その後、この国に仏教や儒教の教えが海を渡って入ってきたようなのですが、私たちの先祖はおおらかにそれらを取りこんでゆきました。
もともと目には見えないような命のはたらきを感じ取るような感受性を備えていたこの国の人々は人間関係のより一層の調和を求めて学んでゆこうとする儒学の教えを学問の礎に置くようになりました。

riv0014-009.jpg

五経四書は長い間この国の教科書的な役割を果たしてきました。
目には見えない命のはたらきを「仏(ほとけ)」としてとらえる仏教もこの国に浸透してゆきました。きっとそんな国だからこそ、宮崎駿さんの「トトロ」や「風の谷のナウシカ」や「もののけ姫」などのジブリ作品がどこかで人々のDNAを呼び覚ましているのではないでしょうか。

深い河.jpg遠藤周作
(えんどう しゅうさく、1923年3月27日 - 1996年9月29日)は、日本の小説家、批評家、劇作家。







しかし、今から64年前、戦争に敗れたこの国は、大きな方向転換を余儀なくされてしまいました。

これまでの、歴史に背を向けて、科学的と言われる西洋の学問がまるで「学び」のすべてのようになって
ゆきました。
科学はとても大切な、ものの見方、考え方、だと思います。
けれど、そればかりではこの国の本来の「学び」からは遠ざかってしまうと思います。

「いのち」の学びや、「人としてのあり方」を問う学びが土台にあって、はじめて「科学」もいきてくる
のではないでしょうか。
ひいては、新たな時代の扉も、そうした「力」によって初めて開かれるものだと確信しています。

特に若い人たちは、仕事を通じての「学び」も大いにあるのではないでしょうか。
朝から晩まで勉強するなどというのは、そもそも贅沢の極みであって、本来は、半分働いて、半分学ぶくらい
で丁度良いのではないでしょうか。
このような話をすると「学生に働いて稼ぐことを勧めると、風俗にはしる女子もいませんか?」と苦言を呈す
人もいる。

額に汗して働くことを尊いものと教えることは大人たちの大切な務めでもあると思いますが
皆さまはどうお考えになりますか?

illust110.png社会の一員として、立派に世の中の役に立つ人間となるような「学び」を
私は大切にしたいと思っています。
また、胸を張って子どもたちに伝えられるような仕事を
大人は責任を持ってまっとう出来たら素敵だと願っています。

安曇野.JPG安曇野・白馬山麓

安曇野・白馬山麓 アルプスの風に誘われて
訪ねてみたい美しき信州 5
佐々木信一/写真 川崎史郎/文   信濃毎日新聞社
安曇野・白馬山麓の写真集です。日本の美しい景色に心がいやされます。

すぐわかる.JPGすぐわかる日本の神々

すぐわかる日本の神々 聖地、神像、祭り、神話で読み解く
稲田智宏/執筆 堀越光信/執筆 鎌田東二/監修   東京美術
日本にある聖地とされる場所や神話などが詳しく紹介されています

世の姿.JPG世の姿、心の姿。


世の姿、心の姿。
平沢興 法蔵館 (1990/09 出版)
科学者の人生観や心のふるさとを解剖学の権威が語ります。

資本主義経済は.jpg資本主義はなぜ自壊したのか

資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言
中谷 巌 (著)
リーマンショックや食品偽装など、「市場原理」が当たり前とされる考え方に疑問を投げかけます。

仏教神道儒教.JPG仏教・神道・儒教集中講座

仏教・神道・儒教集中講座
井沢元彦/著  徳間書店
仏教・神道・儒教といった日本人が古来から親しんできた宗教の違いについて改めて書いてあります。彼曰く、「神さえも都合よく作り変えてしまう日本人の超特殊性・・・ビーフカレーがそれを物語っている」そうです(笑)

気高く強く.jpg気高く、強く、美しくあれ

気高く、強く、美しくあれ 日本の復活は憲法改正からはじまる
名 桜井よしこ/著  小学館
日本の憲法改正について書いてあります。これについてはみなさんも賛否両論化とは思います。この本には「教育勅語」についてもふれてあります。

論語.jpg論語

中国古典選 論語  吉川 幸次郎 著

深い河.jpg深い河

深い河(ディープ・リバー)
遠藤周作/著  講談社